山形県天童高原キャンプ場は山形県天童市にある山のふもとにあるキャンプ場です。
スキー場にもなっており冬はスキー・スノーボード客で連日賑わいを見せている。
こんにちはあっくんです。今回お邪魔させていただいたのは将棋が有名で盛んな街にある山形県天童高原キャンプ場。
さあ期待に満ち溢れたキャンプライフの始まりだ!!
目次
チェックイン
山道を車を走らせながらまずは管理棟を目指す。
何度走っても田舎道は気持ちがいい。建物がない田畑を走り、急に突拍子もなく目の前に現れる集落。
まさに今旅をしていると実感できる瞬間だ。
管理棟はキャンプ場よりもだいぶ手前にある。
車で走ってきたなら余程の事が無い限り見過ごす事はないだろう。
清潔感のあるきれいなロッジだ。
利用時間は午前11時~翌日の10時まで。早めにテントを張れる事も嬉しいが朝も10時までのんびり出来る。時間設定は申し分ない。
利用料金
まずはキャンプ場利用料金を支払う。金額は中学生以上200円・小学生100円。
これは人数分必ず支払わなければいけない。
キャンプサイト | サイトサイズ | 料金 |
小 | 200✕300 | 410円 |
中 | 300✕400 | 610円 |
大 | 400✕600 | 910円 |
小はかなりサイズが小さいのでソロキャンパー向きだろう。
テントだけを張れる感じでタープは張れない。
注意※令和2年2月19日現在のホームページの料金を参照
5人以上の大人数で来る場合は大でも足りなくなるので、2サイトを借りるのがおすすめ。
他にも予め常設されているテントもあるので、張るのが面倒くさい方はこちらを利用するのも一つの手だろう。
バンガロー(約8畳)も用意してあるので手軽に泊まりたい方におすすめしたい。
キャンプサイト
管理棟で手続きを済ませていざキャンプサイトへ。
管理棟から少し離れた場所にあるということで、少し勾配のついた坂道を車で走りだすと一瞬にして大草原が私の瞳に映り込む。
思わず車を端に寄せ、目を閉じ手を広げ深呼吸をしてしまう。
緑のじゅうたんを走り抜けた先に駐車場があった。まずは車を降りて今日の寝床を確認する。
道具はここで降ろしてサイトに運ぶスタイルだ、ありがたい事に備え付けのリヤカーが常備されている。
近代的なアウトドアワゴンもかっこいいが、私はこの古びたリアカーが好きだ。
リアカーを引いているとふと学校生活の懐かしい思い出が蘇ってくるからだ。昔はこのリアカーを引いて構内のゴミを運んだものだ。
おっと!昔話はこの辺にしてサイトに足を運ぶことにしよう。
木々に囲まれたキャンプサイトは自然を十分体感できる仕様になっている。
サイトは枠で囲まれていてわかりやすくなっていた。地面は土になっておりペグも刺さりやすい。
管理は行きとどいており草は生えていない。少しサイト面積は狭い感じはするが料金がリーズナブルなので許容範囲だ。
流石高原というだけあって真夏の夜でも涼しさがある。真夏だからと行ってここは高原なのだ。寝袋は必ず持参しよう。
やはり夏場だけあって虫は生息している。
虫対策はしっかりした方が良いだろう。
せっかくの楽しいキャンプも虫に悩ませられると楽しさも減ってしまうからだ。
とくに山の藪蚊は普通の蚊取り線香では効き目が薄い!実際に体験済みなのだが、煙を屁とも思わず突っ込んで来て私の貴重な血を吸っていく。
ここで私がおすすめするのがパワー森林香だ。実際に林業の仕事でも多くの作業員に使われているため効果は折り紙付きである。
もし私と同じ体験をして困っている方は、手段の一つとして森林香を使うのも検討してはいかがだろうか。
キャンプ設備
キャンプをする上で設備が大事と思う方も少なくは無いだろう。
まずはキャンプ場を歩いて炊事場の確認だ、炊事場はキャンプサイトに2箇所ある。
キレイに管理されており、かまども常設されている。
ゴミは処分してもらえないのできちんと持ち帰ろう。
ふとサイトをプラプラしているとピザ焼き体験なる表札を発見した。1枚800円でピザ窯でピザを作れるらしい。
ファミリーで来た方は是非夏の思い出にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
またキャンプ場入り口にはフードショップがあり食事を食べれるそうだ。
私はキャンプ場に16時についたため閉まっていたが、食事が出来る事は有り難い・営業時間は午前11時~午後2時で定休日は火曜日。
フードショップの裏手にトイレがあった。中を確認して見ると清潔感があるトイレがあった。
ウォッシュレットが付いているのが私個人的には嬉しかった(なぜかはご想像におまかせする)多目的トイレも有り子連れの方も重宝することだろう。
シャワールームはトイレの隣りにあり1回100円で3分間利用が可能になっていた、利用時間は8時30~20時30までなので忘れないでおこう。
キャンプ場の遊び場
夕食までは時間があったので歩いてキャンプサイト周辺を探索する事にした。
遊歩道もあり自然を観察出来るみたいだが、今回は時間がなくパスさせてもらうことに。
キャンプサイトまでの道のりの途中に、松の木の枝にロープを吊り下げて作られたブランコが設置してあった。
標高634mに植えてある松の木なだけに、むさしの松と言う名称が付けられているらしい。
スカなんちゃらツリーにあやかったのだろうか?
私の体重が支えられるのか不安であるために早々に次に進んで行くことに。
程なく歩くと(丁度駐車場の手前)池を発見!近づいて見ると綺麗な水が流れる池だ。夏場はこの池で遊ぶ子供達が大勢いることだろう。
ふと上を見上げてみるとアスレチックが見えた。
近くまで近づいて見ると、よじ登ったりバランスをとって遊んだり、子どもたちが遊べる遊具ある。
フットサルコートや人工芝で出来たすべり台もあり楽しめるのではないだろうか。
キャンプサイト帰りの際に数人の子どもたちがアスレチックで遊んでいる姿があった。30度を超える炎天下でも楽しそうに遊んでいる姿はすごいの一言に尽きるであろう。
昔は私も無邪気に遊んでいたが今では直ぐにノックダウンだ。全く疲れをしらない子どもたちの体力に感心しながらサイトに戻ることにした。
景色を楽しむ
ここ天童高原キャンプ場には憩いのステージなるものが有り、多目的に使ってOKらしい。
ベンチに座り込みそこから見える景色は素晴らしいものがある。
夕日が山にかかる瞬間は夜空がオレンジ色に輝き、幻想的な景色に感動を覚えた。今でも忘れられない思い出だ。
時間に余裕がある方は飲み物片手にシッポリとムードに浸るのも良いのではないだろうか。
夜の静寂に包まれながら夕飯を済ませた私は、テントのジッパーを下げて外に出た。
上を見上げて瞳に映り込んだ物は満点の星空だった。
なんだろう今まで忙しい日々に追われていた自分、何も考えずに仕事だけをしてきた自分、それ全てがこの広大な宇宙からすればちっぽけなものにすら感じる。
自然はいつも私の忘れかけていた物を思い出させてくれるのである。
子供と一緒にこの広大な夜空を見つめたり、天体望遠鏡で星を観察したりするのも最高の贅沢なのではないだろうか。
(ちなみに私は天体望遠鏡は所持していない)
食べ物
ガッツリ書き忘れていたのだが、ここ天童高原キャンプ場は高原である。
先程説明させて頂いたフードショップは午後2時で閉店してしまうため食事は昼食までになるだろう。
因みにキャンプ場付近には食材を調達できるスーパーなどが皆無である為に、食材は早めに買うことをおすすめしたい。
少しふもとまで降りると酒屋さんがあるので、お酒がない方はそこでなんとかなるだろう。
自動販売機が設置してあるので目印にしてほしい。
お菓子やカップラーメンなども売っている為、非常に助かった記憶がある。(2019年8月)
ジュースや水は、キャンプ場トイレ横に設置してある自販機で購入可能だ。
起床~観光へ
一夜明けて起床する。時間は朝5時30分だ。なぜこんなに早い時間に起きるのかと疑問に思う方もいるだろう。
勿論ゆっくりと起床して朝ごはんを食べるのも良いのだが、私の目的は朝風呂に入る事だ!
目指すは天童温泉ユピアの湯、ぜひ温泉好きの方はいって見てほしい。
ユピアの湯は朝6時30分に開店する。朝風呂に入ってから一日の観光を始める。なんて優雅で贅沢なのだろうか。
テントを早々に片付け許可証を監理棟に持って行く。
ん?まだ入口のドアが開かないではないか!しょうがないので入り口の横に許可証を置いて後から電話することにした。
車で約20分ぐらい走っただろうか?目的地のユピアの湯に到着した。
まだ7時前だというのに結構人がいるではないか。
券売機で大人一人分の料金を支払う。300円?安すぎる!子供100円だと!!素晴らしではないか山形県!最高だ。
私の地元ではスーパー銭湯でさえ600円もするのだ。それがどうだ!温泉で尚且露天風呂がとても広い!
興味がある方はぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。
ショッピングを満喫
温泉で汗を流した私が向かった先はショッピングモールだ。
観光しないのかよ!って思う方もいるだろうが、ショッピングモールを堪能するのも私の観光目的の一つでもある!!
今回私が向かった先はイオンモール天童店だ。開店時間は朝9時で大型のショッピングモールである。
豊富なラインナップのお店が立ち並ぶフードコートで朝食をいただくことにした。
いつもは朝から脂っこい食事はしない私なのだが、一人旅になってしまうと、ジャンクフードに目が言ってしまうのは何故なのだろうか?。
ふと頭をよぎる。高校2年生の時、私は人生初めて学校をサボった。
通学途中にある総合ショピンモールでハンバーガーをかぶりついた
あの日も今日と同じ平日のフードコート。
人間とは不思議なもので、そんな事に限って数十年後まで覚えているものだ。
早々と朝食を済ませて本屋へ行く。
読書はキャンプ場の唯一の楽しみでもある。時間に余裕がある時は必ず本を持参して、静寂の時の中で読書を楽しむのが私の楽しみの一つでもあるからだ。
アミューズメントも充実していて映画館やキッズスペースも完備されている。
家族で行けば誰しもが楽しめることであろう。
観光を楽しむ
ショッピングを楽しんだ後に私が向かった先は、車で数分の場所にある天童将棋資料館。
開館時間は午前9時からである。JR天童駅の目の前にある将棋資料館は、大人300円・高校生200円・小中学生100円で楽しむことが可能だ。
将棋の歴史に興味がある方や将棋好きの方はぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。(ちなみに私は将棋は下手くそだ)
資料館を後にして次に向かうのは天童市美術館だ。
入場料は400円でその時々により展示物が変わるらしい。
私が今回見たものは良くわからない絵だ!!勿論分かる人には理解できるのだろうが、残念ながら私にはわからなかったのである。
ここで私が言いたいのは美術館を否定しているのではなく、前もって何が展示されているのか調べておくこと。
自分好みの展示物がある場合はきっと楽しめることだろう。
道の駅を観光~昼食
道の駅天童温泉もり~な天童
旅といったら道の駅!(誰が決めたのだろうか)駐車場に車を止めて早速道の駅にあるきだす。お!!足湯があるではないか。早速足湯に使って見ることに。
こういう場所に無料の足湯があるのはとても有難い事だ。足湯でリフレッシュさせてもらい道の駅の中に入る。
時計を見ると丁度昼食時になっていた。腹の虫がぐ~ぐ~と騒ぎ立てている。(全く燃費の悪い胃袋だ)。
店内の奥を覗くとフードコートがあるではないか!今日の昼食は此処でいただくとしよう。
店内看板には牛すじを使った美味しそうなメニューの写真が写っていた。気になった方は此処で昼食をいただくのも良いかもしれない。
板そばを食した私は店内を見て回る事に。山形のお土産が豊富にあるのでお土産選びには困らないであろう。
腹を満たして店内を後にして周りを見渡すと、わくわくランドと書いてある広場を発見した。
中には子供達が楽しめるであろう遊具が立ち並んでいる。
子供がいるファミリーの方はぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。
おっと!もうこんな時間だ次のキャンプ場が私を待っている。
今回の旅歩きまとめ
●実際歩いた経路
到着時間 キャンプ場
⇓
7:00時 天童温泉セピアの湯
⇓
9:00時 イオンモール天童店
⇓
11:00時 天童市将棋資料館
⇓
12:00時 天童市美術館
⇓
12:40分 道の駅天童温泉
まとめ
山形県天童市の天童高原キャンプ場・天童市観光スポットをご紹介させていただきました♪
実際にお邪魔した日は30度を超える炎天下の日でしたが、無邪気に走り回る子供達をみて心配とともに?
元気よく笑顔で遊ぶ姿を見ていると、あ~やっぱり自然の環境は、子供達をこんなにたくましく成長させてくれるものなのだと再度実感しました。
昨今は時代の発展とともに家の中から出ない生活を送っている子供達も増えてきていますよね。
たまには大自然の中で全力で走ってクタクタになるまで遊ばせる、そんな一日もあっても良いかもしれませんね♪
山形県は広大でまだまだ見どころがある県です。
これからも山形の魅力をつたない文章ですが、ご紹介できれば良いな~っ思っております✨
長い文章になりましたが最後まで読んでいただいた方(いるのかな~??)
ありがとうございました。
では!みなさんも良いキャンプライフを♪