今回の自作DIYギアの紹介は、簡単に作れるお洒落なランタンハンガーの製作方法を紹介します!!
属にトライポッドや三脚と言う名称で呼ばれることもありますよね。
ワンポールテントやウッド系で色合いを統一するキャンプだと、ランタンハンガーも木で出来ていれば、お洒落度もぐっと上がります♪
木のランタンハンガーに吊るされて、暗闇を照らすランタンは、キャンプライフを一層盛り上げてくれる事間違いなし!
作り方も簡単ですので興味がある方は是非作って欲しいキャンプギアです。
組み立て式になっていて、持ち運びも簡単に出来るコンパクトなランタンハンガーに仕上げました♪
目次
使用する材料と工具
厚さ3.5㎝の円柱形の円柱形木材(杭)を3本・長さ108㎝でカット。
木工用オニメナット・M6✕20=3個
ハンガーボルトM6✕40=3個
ロープ・S字フック
インパクトドライバー・穴あけ用ビット9㎜
電動ジグソー
紙ヤスリ・鉄の棒ヤスリ
のこぎり・六角レンチ・スパナ
木材(杭)を加工する
まずはメインになるポールを作ります。
108㎝になるようにのこぎりでカットしていきます。
高さは大体1mぐらいの仕上がりになりますので、好みの高さになるように合わせて木材をカットしてもOKです。
カットしたら次は紙やすりで木材を磨きます。
60番⇒240番⇒400番の順で木目に沿って磨きましょう。
ポールを差し込む板を作成
縦15㎝✕横15㎝厚さ1.5㎝板を画像のようにダイヤモンドの形になるよう鉛筆などで線を引きます。
ちなみに長い線が8㎝短い線が5㎝になっています。
次にある程度均等な間隔で、ポールを挿し込む穴3個分の円を書きます。
使用するポールの先端を使って円を書きます。
この時あまり円と円をくっつきすぎないようにしましょう。
円が外側すぎず、内側すぎず、均等になるように心がけます(画像参照)
コンパスで書いた円を一回り大きくします。
完璧に同じにする事は至難ですので?円形はだいたい均等な感覚で大丈夫です♪
出来上がったらのこぎりでダイヤモンド型にカットしましょう。
先程書いた円形の部分をジグソーで切り抜きます。
一箇所にキリで穴を開けてからジグソーで切りましょう。
円形は大体丸になる感じで大丈夫ですので、落ち着いて切ります。
円と円の感覚が近すぎると壊れやすくなってしまうので注意しましょう。
切り終えたら棒ヤスリで粗い部分を整えます。
ちょっとぐらいなら歪でも問題ないです。
逆にあまりにもキレイに仕上げてしまうと機械的になってしまい、味のあるキャンプギアでは無くなてしまいます。
形が完成したら全体をヤスリがけします。
角や縁は棒ヤスリで丸めるとより自然な感じがでますよ♪
ポールを分解出来るようにする
このままでもOKなのですが、アウトドア=コンパクトに持ち運ぶ!!
・・と・私は勝手に思い込んでいるので?
まずはポールをのこぎりで半分にします。
切った場所6箇所の先端中心部分が解るように線を引きましょう。
用意した9㎜幅のきりで深さ2㎝の穴を中心に開けます。
前もってきりの先端から2㎝の場所にテープなどで目印をしておくと、穴の深さが分かりやすいです。
一瞬で円の中心を簡単出したい方はこれを使うとめっちゃ便利です♪
後は先ほどあけた穴にオニメナットを六角レンチでクルクル回して取り付けます。
次は逆側の先端中心にハンガーボルトを取り付けます。
細いきりがあれば少し穴を開ると取り付けしやすいです。
ナットを入れてスパナでクルクル回して取り付けましょう。
ちなみにナットは別売りです。
上記の作業をポール全てに行います(3個分)
これでポールの分解が可能になりましたね。
ではネジを回して一本のポールにしてみましょう♪
はい!つなぎ目が揃いませんね。大丈夫です!予定通りです。
精密な機械を使うか職人でもない限り、まずピッタリ!つなぎ目を合わせるのは難しいですよね♪
大丈夫です。真っ直ぐな人工的な棒よりも少し形に違いがある方がアウトドアではかっこいいです。
ですが流石にこのままだと変ですので、先程使った鉄の棒ヤスリでつなぎ目を磨きます。
ここで注意して欲しいのが繋ぎ目部分だけを研磨するのではなく。10㎝ぐらいの範囲で研磨して、自然な形に整えることです。
ある程度の形が完成したら紙やすりで仕上げましょう。
組み立て
先程作った穴の空いた板にポールを差し込んで三脚のようにバランス良く開けばランタンハンガーの完成です。
S字フックをかける場合は先にフック取り付けてから組み立てます。
風が強い時は脚もとにペグを打ち縄などで縛っておけば倒れにくいです。
ロープを使って吊るす場合
あまり太すぎないロープを用意してください。
ロープを使う場合は2つの穴にロープの先を通します。
裏返しにしてロープを引っ張る。
引っ張ったロープをロープが使われていない穴に通し、再度板をひっくり返します。
画像のように輪っかの中にロープを通して引っ張れば完成です。
完成したらランタンハンガーを組み立てた際に好みの場所でロープを切って結べばOKです。
塗装(表面保護)
今回は表面に蜜蝋ワックスを使用した塗装方法を紹介します。
蜜蝋ワックスは蜂の巣から採取した天然成分で出来ており体に無害なワックスです。
家具の手入れと保護、美しさを保つのに最適です。
使用方法も簡単で柔らかい布で木目に沿って軽く塗り、乾いた布で拭き取るだけでOKです。
仕上がりも木の色合いがとても綺麗になりますのでおすすめです。
何回か使用したら蜜蝋ワックスを使ってメンテナンスを繰り返し行えば、いい感じに味が出てきますよ~♪
蜜蝋は無添加で、子供が触る物に塗っても安心です。
食品衛生法適合商品の記載があるとより安心なので、塗料やワックスを購入する時に参考にしてみてください。
2019年12月追記
実は・・・ポールを差し込む板が真ん中から割れてしまったので(笑)
使い込むと壊れやすくなちゃいますね?
っということで!新しく改良して作り直しました!!
3つの円が近すぎて、強度が落ちてしまったんだと思います。
なので、今回は強度を出しつつ前回よりも使いやすく作り直してみました♪
新・ポールを差し込む板を作成
今回はダイヤモンド型ではなく、シンプルに円形にしました。
直径約19~20cm円を書きます。
次に円の真ん中に正三角形を書きます。
ちなみに正三角形を簡単に書くにはコンパスと定規があればOKです♪
8cmの正三角形を作るので、まず円の中に8cmの線を1本引きます。
引いたら線の端にコンパスの針を当て、線の長さ分にコンパスを開きます。
そのまま線の真上にコンパスで印を付けます。
付けたら針を反対の端に刺し、印に重ねてまた印を付けます♪
印が交わった所に合わせて線を引くと、正三角形です!
次に三角形の角を始点に4.5~5cmの円を3つ作ります。
これがポールを通す穴になります!!
円を3つまで書いたらジグソーで外円を切り離します。
切り離したら紙やすりで切り口を軽く磨きます。
面倒な方はサンダーでもOK♪
次は3つの円部分をくり抜きます。
今回使う道具がこちら!!
インパクトドライバーと先端に付いている【ドリルチャック】と【ドリルビット】!!
これを使ってくり抜きます。
ドリルチャックがあるとインパクトドライバーでもドリルビットが使えるようになるので、あると便利ですよ♪(ドリルチャックがない場合は電動ドライバーのみ)
円にドリルチャックを合わせ、そのまま一気にくり抜きます。
今回は板がちょっと厚かったので・・・一気には無理でした!!(笑)
表と裏から攻めてやっと穴が開きました。
くり抜いたら最後に、中心にフックを吊るす【丸カンボルト】を取り付ける穴を開けてボルトを付けて完成です!
サイズ➡6×30
まとめ
NEWランタンハンガーが完成しました♪
板が割れてしまったことで、改良型を作ることができました♪
初代より大きめに作ってあるので強度もあり、丸カンボルトを付けたのでS字フックもちゃんとかけれるようになりました。
そして今回はポールの足元にペグを打ち付けてロープで固定したので、倒れやすさも解消!!
より使いやすくなりました♪
木で作るランタンハンガー。気になった方は是非一度作ってみてください♪
それでは良いキャンプライフを~。