皆さま《スウェーデントーチ》はご存じでしょうか?
最近いろんなキャンプ場で販売されてますよね♪
丸太に切り込みを入れてそのまま火を付けて楽しめる、見た目も造りもワイルドな焚き火の一つです。
別名スウェディッシュトーチや木こりのロウソクともいいます。
今回はこのスウェーデントーチに似ているけど別物の焚き火をご紹介します。
ラーッパネンヴァルケア
名前・・・覚えづらいですね(笑)
別名《ラーパナンヴァルケア》ともいいますが、
やっぱ覚えづらい!!!
実はこのラーッパネンヴァルケアは今のスウェーデントーチの原型だとか。
フィンランド式の丸太ストーブで、スウェーデントーチと作り方も使い方も似てますが若干違います。
見た目はほぼ一緒ですが(笑)
スウェーデントーチは火力の調整が難しい(ていうかほぼ無理)のに対して、ラーッパネンヴァルケアはある程度の火力調整が出来ます。
焚き火としてなら火力調整はできなくてもいいですが、料理をするのであれば調整できた方がいいですよね。
作り方もものすごく簡単なので、丸太が手に入ったらぜひ作ってみてください♪
ラーッパネンヴァルケアの作り方
スウェーデントーチと作り方はほぼ一緒ですが、ラーッパネンヴァルケアは初心者向けです。
理由は簡単♪
チェーンソーを使わなくても作れるからです。
スウェーデントーチはある程度のすき間と、着火のために木くずが必要なのでチェーンソーを使わないと作れませんが、ラーッパネンヴァルケアは斧があれば作れちゃいます♪
まずしっかり乾燥した丸太を準備しましょう。
湿っていると火が付かないし煙が大量に出るので、自分も周りも迷惑です(笑)
使う丸太は火が付きやすい杉がオススメです。
地面に置く側は真っすぐになっているか確認します。
斜めだと置いた時に倒れてしまうので、斜めになっている場合は調整してください。
次に丸太を斧で真っ二つにします。
これがいいストレス発散になるんですよね♪薪割りと一緒です(笑)
斧を使う時はケガをしないように十分注意してください。
打ち込む時にしっかり刃が入らないとはじかれて足などに当たる可能性があるので、足を開いて腰を入れて振り下ろしましょう!
真っ二つに割れたら完成です!!
簡単すぎて、斧を持ってるついでに薪割りもしちゃいましたよ(笑)
ラーッパネンヴァルケアに着火!
スウェーデントーチと違って下までしっかり割れてるので、このままじゃキャンプ場では使えません。
直火と同じなので!
なので、焚き火台を使いました♪
脚は付けてても付けなくてもどっちでもいいですが、倒れたら怖いので今回は脚なしで使いました。
ちょっと用意した丸太が大きすぎました・・
もう少し小さい丸太なら、すき間を開けたり閉じたりで火力の調整ができるんですが今回はなしで(笑)
次に薪をバトニングして細かくして焚き付け用にします。
フェザースティックを作るとより早く着火できるので時間があれば作ってみてください♪
焚き付け用の薪が出来たら丸太のすき間に入れます。
あまり入れすぎないように!
着火ですが、今回は時短でトーチを使いました。
雰囲気を楽しむならファイヤースターターでフェザースティックに火を付けてから着火がオススメです。
焚き付け用の薪に火が付いたら火吹き棒を使って空気を送りましょう。
これで火力が上がって丸太にもしっかり着火します。
着火したついでに・・・♪
せっかくなのでこのままラーッパネンヴァルケアを使ってステーキでも♪
何かこの流れは以前作ったスウェーデントーチの時と同じですね(笑)
今回準備したのはザブトンステーキ♪
希少部位らしいですが、なぜか安売りになってたので買っちゃいました!!
これを鉄板に乗せて焼いてみたいと思います!
下味はシンプルに塩コショウと粗びきガーリックのみ♪
付け合わせはポテトと人参です。
焼き加減はお好みで♪
火力が強いのでミディアムにする場合は約5分~10分しないぐらいで焼きあがります。
スキレットでも鉄板でも好きな方を使ってみてください。
ステーキ以外の料理もこの火力ならなんでもできそうです♪
まとめ
今回はスウェーデントーチの原型でもある、《ラーッパネンヴァルケア》をご紹介しました。
作り方が簡単なのが魅力ですが、火力の調整が出来るのが大きいですね。(今回は失敗しましたが(笑)
見た目もワイルドで普通の焚き火とは違うのでかなり目立つと思います。
消火する時も丸太を離せば消すことができるし、スウェーデントーチと違って最後まで燃やすことができます。
ただ、倒れやすいのでそこだけ気を付けましょう。
皆さまもぜひ作ってキャンプで使ってみてください♪
では皆さんもナイスなキャンプライフを!