最近家のDIY作業で余った木材の切れ端を、どうにかして再利用できないものかなと考えていまして?
色々と考えた結果!!木材を張り合わせて(木材をくっつける)カッティングボードを作って見ることにしました。
けっこうお店で買うとお高いカッティングボードを、余った木材の切れ端で作る!!なんかロマンを感じますよね♪
カッティングボードって何?・・・まあざっくり説明すると、平たい木の上にチーズとかピザなどの食材をのせてお洒落に食べる代物です。
良く映画やドラマのシーンやお洒落なレストランでも見かけるメジャーな代物です。
まあ私はキャンプに持参して、お洒落な食卓を野外で楽しむのが目的なのですが。
用意する材料・工具
【必ず必要な材料】
◆木材(今回は余った木材の切れ端を使用)
◆木工用ボンド
◆ボンドを取り除くヘラ
◆雑巾
◆紙やすり
◆塗料←注意!後で説明しますがカッティングボードに直接食べ物置く場合は専用の塗料を使います。
◆はけ
【必要な工具】
●パラレルクランプ
●ジグソー
【無くてもいいがあれば完成クオリティーが上がる道具】
■トリマー
木材の加工
カッティングボードを作る際のサイズを決定します。
今回は2~3人前程度のおつまみ(おかず)が置けるぐらいのサイズを作ろうと思います。
一様セオリー的な木材は硬い木や抗菌作用がある木と言われていますが、今回は余った木材の切れ端を使って作る!!
が・・コンセプトですので適当なものを使用します?
まあ・・まな板に使ったり尖った物を突き刺したりしない限りはある程度持つでしょう。
タダ同然ですからね♪そこら辺は作る方各々の都合や予算でチョイスしてください。
今回はできるだけ誰でも簡単に作れる!がコンセプトなので、最低限の道具で作ります。
使用した木材寸法
長さ90㎝幅6㎝厚み2㎝・長さ90㎝幅4㎝厚み2㎝を各一つずつ用意しました。
ホームセンターなどでは㎜単位表記で(900×60×20)などで売っています。
木材選びでポイントとなるのがここ⇒反り・曲がり・ねじれがない木を選ぶ。
木を貼り付けるので、このポイントは少し時間をかけてでもしっかり見極めましょう。
木を2つ使う場合は念の為厚みも同じ厚みか確認します。
ホームセンターでは若干の誤差がありますので、きちんとくっつけ合わせて誤差を確認します。
下準備
紙やすりで木材をヤスリがけします。
100円ショップで購入した60番~1000の詰め合わせセットの紙やすりで、目の荒い60番から順番に1000番まで木目に沿ってヤスリがけします。
磨いたらのこぎりで木材を半分にカットします。
幅が6cmと4㎝で違いがあるので交互に重ねて準備完了♪
端の長さは完璧に揃って無くても後でジグソーでカットするのでOKです。
塗装
準備にも記載しましたが、カッティングボードは口に入る物を乗せるので普通の塗料(ニスなど)
① 100%植物天然油で作られている体に無害な塗料。
② 食品衛生法20号適合商品
塗料の説明文に上記の内容どちらかが書いてあれば使用可能です。
食器塗装全般で使えるので覚えておくと便利ですよ♪
食器だけじゃなく、子供用の積み木などにも安心して使えます。
そして今回使用するのはオイルステインです。(注意・種類によっては食器に使えないものがありますので、塗料の説明文をよく読みましょう)
はけでまんべんなく塗装した後、乾いたウエスで拭き取ります。
全体の塗装が完了したら一度乾かします。日陰で風通しがいい場所で乾かしましょう。
木と木を接着させる
木を接着させるために欠かせないものがパラレルクランプです。
このパラレルクランプはとてもすぐれもので、木を接着することでカッティングボード以外にもテーブルや食器類・収納棚も作れちゃいます。
使い方次第で木工DIYの幅が広がりますのでまだ持ってない方はあると便利です♪
ちなみに私が使っているこのパラレルクランプは挟み込む幅も広く、縦に置いても自立して倒れることがないのでおすすめです。
まずはボンドでくっつける順番に木を並べます。
今回は市販の木工用ボンドを使用して木材を接着します。
速乾性ボンドだと早く接着してしまうので普通のボンドがおすすめです。
より接着面を強固にしたい方はタイトボンドで接着すると水にも強く仕上げることができます。
それでは接着していきましょう♪木の端にボンドを塗り、刷毛を使ってまんべんなく塗り込みます。
次に使用する木材をボンドがついた木材の上に置き、またボンドを塗る!これを最後まで繰り返します。
塗り終わったらパラレルクランプで仮締めします。
本来ならば片側に同じ個数のクランプを使うのですが面積の問題上?片側3本でもう一方は2本になっしまいました。
すべてのクランプの仮締めが終わったら木材からはみ出たボンドを取り除きます。
まずヘラで大まかにボンドを取り除き、水に濡らして絞った雑巾でボンドを拭き取りましょう。
きっちりボンドを拭き取らないと仕上がりが汚くなります。
拭き取ったらクランプを1本だけ外してボンドを拭き取ります。
取り終わったらクランプを戻してから次のクランプを取りボンドを拭き取ります。
この作業を最後まで繰り返します。
《注意》
クランプは一度に何個も外さないでください。
一本外してボンドを拭き取り、また付けなおしてから次のクランプをとってください。ボンドの拭き取りが終わったらクランプを締めます。
●ポイント
きっちりすべての木材がクランプの棒の部分にピッタリくっつける事で板の反りを防止する。
両端のクランプは板の端ギリギリのラインで締めること。
すべてのクランプの締める力は均一であること。
接着が終わったら約半日接着させます。
形の形成
最後の作業はカッティングボードの形作りです。
まずは鉛筆などで下書きします。形は好みの形でOKです♪
ジグソーでカットしていきましょう♪
カットができたら切れ目を紙やすりでヤスリがけします。
トリマーを使って角を丸めよう
使わなくても良いのですがトリマーで角を丸めると、よりお洒落なカッティングボードを作れるので、興味がある方は是非使ってみてください。
仕上げ
最後の仕上げでカッティングボード全体に蜜蝋ワックスを塗って完成です。
塗り方は、乾いたウエスにワックスを付けて木目に沿って塗り込む➡仕上げに乾いたウエスで拭き取る。
これを何回か繰り返します。
今回は家にあった蜜蝋ワックスを使ったんですが、レモンオイルが配合物されていて体には無害なんですが、やっぱり匂いはない無香料のものを使ったほうが良いのかな~?
ワックスが乾いたらカッティングボードを水で洗い流して、乾いた布などで水分を拭き取ります。
あとは天日干しにして完成です!!
まとめ
今回初めてカッティングボードを作って見たんですけど、以外に簡単に作れちゃいましたね♪
繋ぎ目部分がほんのちょっと段差がありましたが、ほとんど気にならない出来でした。
作り続ければもっとクオリティーが高くなると思います。
余った木材の切れ端で作ったとは思えない(笑)
とにかくこのクラスのカッティングボードは価格が2000円以上はするので・・いやこのクオリティーは3000円以上は(自画自賛)
・・・・・・まあとにかく自分で作れば安上がりで、自分だけのオリジナルカッティングボードを作れるわけです。
あ~早くキャンプで使用したい。
では皆さん!よいキャンプライフを♪