テキーラテーブル自作。鉄筋と木を利用したアイアンラックDIY

地元の田舎道を歩いている時ふと目に写った鳥小屋ありました。これを見てビビッと脳に稲妻が走り!!閃いたのが今回紹介するテキーラテーブルです✨

ほんとは鳥小屋にちなんでバードハウスラック!なんてお洒落なネーミングを考えてたのですが・・・・・偉大な先駆者様の間で、似たようなものが既に開発されておりテキーラテーブルやアイアンラックなんて呼ばれているそうで?

でも!やはり私が考えていたものとは多少違う感じですので、私なりのオリジナルテーブル・オリジナルラック?いやいやバードハウスラックの作り方をご紹介したいと思います。

ラック脚部分の作成

用意する材料
●木材・4㎝×3㎝×70㎝
●鉄筋1.3㎝(丸棒13㎜)使う長さ2m60㎝
●ボンド
●紙やすり・棒ヤスリ
●ウエス

用意する塗料
●つや消し黒スプレー(好みの色でもOK)
●蜜蝋ワックス
●密着スプレー
●トーチ(ガスバーナー)
蜜蝋ワックスとトーチは木材部分の塗装に使いますが、使用したい塗料や好きな色がある場合はそちらを使って頂いてもOKです。

使用した工具
●トリマ
●木材を切る道具(ノコギリでもOK)
●インパクトドライバー・1.3㎝(13㎜)幅の木工用桐
●ディスクグラインダー・鉄切り用の刃

あれば便利なもの
●クランプ
●定規(差し金)

最初に作り方を説明する前に足の部分の完成写真を載せておきます。
文章だけだと中々伝えきれない部分もあるかと思います。

製作作業中にどこの部分かわからなくなることもありますので、完成写真を見てから作業をしていただくと、少しはわかりやすくなると思います。

トリマで木材の四方の角部分のうち角2箇所だけ丸めます。
長さ15㎝の木材を4個作ります。木材をカットする道具はノコギリでもOKですが、できるだけ真っ直ぐに切りましょう。

トリマーを使ったことがない方はコチラ⇓

【木工用トリマー初めての使い方】

出来上がった木材4個の片側だけ先端角部分を鉄の棒ヤスリで丸めます。角を丸める際は後々穴をあける時のために2㎝×3㎝の平面部分は残すようにしてください。(四角い形が好きな方は丸めなくてもOKです)

次に鉄筋を差し込む穴をあける作業に入ります。

写真に写っている様に木材の先端から2㎝下がった場所の中心に目印を付けます。
先程目印を付けた場所をインパクトドライバーで深さが2㎝になるように穴をあけます。

次は木材先端から7.5㎝下がった場所に先程同様に中心に深さ2㎝の穴をあけましょう。
写真のように2㎝の位置にテープなどで目印を付ければ、穴をあける時解りやすいです。

先程角を丸めた方の木材先端の中心に深さ3cmの穴を開けます。
これで鉄筋を差し込む穴が完成しました、次は木材全体をヤスリがけします。
紙やすり60番・240番・600番の順番で木材を磨いていきましょう♪

木材の塗装にうつります塗装方法はお好みでOKです。
今回は最初にバーナー(トーチ)で木を焼いちゃいます✨

バーナーで木を焼くことにより、木材本来の模様を生かした塗装?ができます。
バーナーをあまり近づけすぎないように焼き加減を調節しながら焼くことで木目を浮き立たせることができます。

時間をかけて焼くと木全体を茶色く仕上げることもできます。
ただし焼きすぎると木材は燃えてしまうので気をつけましょう。
木の種類や切った場所によって様々な模様が作れますので是非試してみてください。

焼付作業が終わったら全体をウエスで拭きましょう。
できるだけきれいに拭き取ります。(拭き残しがあると手で触ったりすると真っ黒になってしまいます)
拭き取り作業が終わったら蜜蝋ワックスを塗ります。

蜜蝋ワックスは天然の素材で作られており無害な塗料です。
艶のある仕上がりになり尚且防腐効果もある、おすすめの塗料ですので使ってみてください♪
木目に沿って塗り込み、仕上げに乾いたウエスで拭き取ります。

次は34㎝=4個・30㎝=4個の長さの鉄筋を作ります。
私はディスクグラインダーで鉄筋を切りましたが、面倒くさい方はお店で切り揃えて貰うと楽ですし時短になります。

鉄筋が穴にうまく入らない場合は少し先端を削ってください。
削りすぎるとすかすかになってしまうので、注意してください。
切り揃えた鉄筋を塗装していきます。まずは鉄筋の汚れをウエスでゴシゴシ拭き取りましょう。

シリコンオフやペイント薄め液などで油汚れも落とすと、より塗装の仕上がりが綺麗になります。
汚の拭き取りが終わったら密着スプレー(プライマー)を鉄筋にふりかけて乾かします。
鉄筋が錆びている場合は紙やすりでサビを落としましょう。

乾いたら鉄筋の塗装に移ります。今回はつや消しブラックで塗装しました。
スプレーを鉄筋から約10㎝位離して薄く全体を繰り返し塗装していきましょう。

近くで塗装してしまうとダマになったり、液だれの原因になりますので薄く薄く繰り返し塗装をすることで全体をむらなく仕上げることができます。

この日は風が強かったのでダンボールの中に入れて塗装しました。塗装が終わったら日陰で乾かします。

塗装が終わったら先程作った木材に鉄筋を接着していきましょう。
まず最初に木材の横穴にボンドを付けます。
鉄筋が取れないようにするために、きちんと穴全体にボンドを付けましょう。

34㎝の長さの鉄筋を横穴に差し込みギュッと押さえつけて最低半日は接着します。
穴から漏れてきたボンドは濡らしたウエスでゴシゴシ拭き取りましょう。

この時画像にあるようなパラレルクランプがあれば、きちんと鉄筋と木材を接着することができるのでおすすめです。

パラレルクランプの詳しい使い方はこちらを参照にしてください。⬇

【木を張り合わせてカッティングボードを自作・アウトドアにおすすめDIY】

きちんと鉄筋が接着されているのが確認できたら次は縦の穴に鉄筋をはめ込みます。
横の鉄筋同様ボンドで接着しましょう。

足の先端部分に画像のようなキャップをはめれば室内で使う時に床を傷つけなくてすみます。
お好みでつけてください♪

これでテーブルを支える脚の部分が完成しましたね♪次はテーブル部分の作成に移りましょう!

テーブルの作成

用意する材料
●木材⇒長さ70㎝・厚み1.5㎝・幅4.5㎝⇒4個
●木材⇒長さ29㎝・厚み1.5㎝・幅4.5㎝⇒4個
●エキスパンドメタル・厚さ3㎜(鉄の網状の物)
●ボンド
●紙やすり・ウエス
用意する塗料】
●つや消し耐熱黒スプレー(好みの色でもOK)
●蜜蝋ワックス
●密着スプレー
●トーチ(ガスバーナー)
蜜蝋ワックスとトーチは木材部分の塗装に使いますが、使用したい塗料や好きな色がある場合はそちらを使って頂いてもOKです。
使用した工具
●トリマ
●木材を切る道具(ノコギリでもOK)
●タッカー
●ディスクグラインダー・鉄切り用の刃 (バンセンカッターでもOK)
●クランプ10個~15個(100円ショップで売っているものでもOK)
●木工用ベルトクランプ
【あれば役に立つもの】
●カンナ

イメージを掴むため先程作った脚の部分同様に途中工程の写真を先に貼っておきます。

まずトリマーで木材を削り出すために鉛筆でラインを引きます。
削り出す木材は70㎝・29㎝に切り揃えた木材を各2個分です。

写真の長い方が2つ短い方も2つ使用するということです。
上で載せた写真のように削り出した枠と、削らないで組み立てた枠を最後に重ねます。
木材の角から2㎝に鉛筆でラインを引きましょう。

先程ラインを引いた2㎝までトリマーで木材を削り出します。
トリマーで削る木材の深さは5㎜です。
トリマーにストレートガイドを装着しラインを超えて削り出さないように調整しましょう。
今回使用したトリマービット(先端の刃)はサイズ10㎜(1㎝)のストレートビットを使用しました。

トリマー作業が完成したら次に木材の縁(角)の部分を45度の角度で切っていきます。
絵を飾る額縁の様な物を2個作ります。

一つは先程溝を掘った物で、もう一方は溝のないものを作ります。
専用の器械がない場合は分度器で45度に線を引いて、のこぎりで切りましょう。

注意点=トリマーで溝を掘ってない木材は切っても裏返せば大丈夫ですが、溝のある方は裏表の確認を怠ると、溝のある場所とない場所が逆さまになってしまうので注意しましょう。
切り口やザラザラしている部分は紙やすりでなめらかに整えてください。

切った木と木がくっ付く場所にボンドを付けましょう。

次は写真の様にベルトクランプで木材を額縁状に張り合わせます。

クランプが締め終わったらはみ出したボンドを水で湿らせたウエスで拭き取ります。
接着時間は半日程度を目安にしましょう。

接着が完了したら次は塗装です。
脚の部分と同じ様にバーナーと蜜蝋ワックスで仕上げました。

次は写真のエキスパンドメタルを切ります。
ホームセンターで購入できますが結構幅があるので、加工してもらえるなら加工したほうが持ち運びが楽です。

ネットでも購入できるので運搬が面倒くさい方はネットで注文したほうが良さそうです。
サイズは縦70㎝横40㎝もあれば十分です。

エキスパンドメタルはディスクグラインダーがなくてもバンセンカッターがあれば切ることが可能です。
トリマーで作った溝にエキスパンドメタルが入るようにカットします。

ディスクグラインダーを使ったことがない方はこちら?

【ディスクグラインダーの使い方】 刃の種類とおすすめのメーカー

カットが終わったらエキスパンドメタルを塗装しましょう。

ウエスで汚れを拭き取り未着スプレーを全体にふりかけ、乾いたらつや消しブラックで耐熱塗装します。
スキレットやポットなど置く場合は耐熱スプレーがおすすめです♪

塗装が完了したらテーブルの枠(トリマーで削った場所)にエキスパンドメタルをはめ込みタッカーで所々部分的にとめていきます。
とめた場所をボンドで接着します。

貼り付けた枠にボンドを付けて、上に枠をかぶせてクランプで全体をとめていきます。
はみ出したボンドは湿ったウエスで綺麗に拭き取りましょう。

下の画像にあるように当木をしてからクランプで挟むとクランプ後が残りにくくなります。
因みにクランプは100均で購入しました。

張り合わせたテーブルの枠にずれがある場合はカンナで削ってなめらかにしましょう。
削った部分は再度塗装し直します。

お疲れさまでした脚の部分にテーブルの枠をはめ込んで完成です!

まとめ

今回はテキーラテーブル(バードハウスラック)の制作方法をご紹介させていただきました。
キャンプDIYコーナーでは過去一番道具を使用したかもしれません!

できるだけ多くの方が簡単に作れる様に。
ホームセンターなどで簡単に手に入る工具・道具類を使用していこうと思っております。

これから工具の使い方なんかも私独自の視点からご紹介していけたら良いな~と思ってるんですけど、
年末は時間が取りづらく家に帰ると真っ暗闇で何もできない状況に?(田舎なので)
あ~日の長い夏が恋しい・・・(冬好きの方はゴメンナサイ)

ではでは次のブログでお会いしましょう!!あっくんでした。

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