スウェーデントーチを作ったついでキャンプ飯風ステーキを焼いてみたら激ウマだった

こんにちは!あっくんです。早速ですが、皆さんはスウェーデントーチってご存知ですか?

スウェーデントーチとは!!丸太を1本そのまま燃やして焚き火にしたり、コンロにしたりできるワイルドだけどどこかお洒落感のあるキャンプ用品です。

別名スウェディッシュトーチともいいます。
(ちなみに発祥はスウェーデンではなく、北欧らしいです(笑)

今回はこのスウェーデントーチの作り方をご紹介します。

スウェーデントーチの作り方

早速スウェーデントーチの作り方をご紹介します♪

用意するもの

丸太1本(しっかり乾燥している物)

●チェーンソー

●ナタもしくはバトニングが出来るアウトドアナイフ

●ファイヤースターター(早く着火したい場合はガストーチ)

【注意】
チェーンソーを使用したことのない方は、使い方の確認をお願いします!!
重大な事故やケガにつながる恐れがあります!

丸太を使用するのでトゲが刺さったり、手を傷つけないように軍手も着用しましょう。

トーチにする丸太の準備

丸太はしっかり乾燥した物を準備してください。
乾いていない物では火がつきづらい上にかなりの煙が出てしまうので、キャンプ場で使うと周りのキャンパーさんの迷惑になってしまいます。

まず丸太をトーチとして使える大きさに切断します。今回は大体60センチくらいに切りました。

綺麗なトーチに仕上げるのであれば、この段階で表面の皮もある程度剥がしておくと見た目がよくなります。(今回は面倒なのでそのままで使いました!)

地面にまっすぐ立つようになるべく水平に切断しましょう。
斜めになっていると火を付けた時に倒れてしまう可能性があるので危険です。

まっすぐ切れない場合は着火する時に少し下を地面に埋めるか、石などで丸太の周りを固定しましょう。

丸太に切り込みを入れる

次はチェーンソーで縦に切り込みをいれます。
基本は4~6等分です。

火付がよく、燃え時間もある程度長い6等分がキャンプではオススメです。
あまり切り込みを多く入れると早く燃え尽きてしまうので気を付けましょう。(今回は早く燃やす予定で切り込みを8等分で入れてます)

ちなみにスウェーデントーチは切り込みを入れた部分まで燃えます。
ゆっくり長く楽しみたい方は切り込みを長めに、食事時のみでいい方は少し短めに入れましょう。

着火の仕方

焚き付け用の木材を用意します。
焚き火の時と同じでバトニングで薪を細く割り、フェザースティックを作ります。(フェザースティックはなくてもOK)

細く割った薪とフェザースティックを丸太の切り込み中央に詰め込み、着火します。
今回は一気に火を付けたいので、トーチで点火しました。

時間に余裕がある時や雰囲気を楽しみたい時は、木クズとファイヤースターターでゆっくりと着火するのがオススメです。

実はチェーンソーで切り込みを入れると、うまく隙間が開くのと、中に木クズが入ってしっかり着火が出来ます。ノコギリでもトーチは作れますが、出来ればチェーンソーを使うことをお薦めします。

丸太がしっかり乾燥していればすぐ火が付き、燃え始めます♪
針葉樹の丸太なら早く燃え尽きるのでそんなに長く使わない方にはオススメです。
長く楽しみたい方は、着火しづらいですが広葉樹の丸太を使いましょう。

ついでにスウェーデントーチで料理

スウェーデントーチは上が平らなので、ダッチオーブン・スキレット・鉄板など、キャンプで使うほとんどの調理器具を使うことができます。

もちろん普通の鍋やフライパンも使えるし、何ならポットも置けます♪
今回は新しく購入したステーキ用の鉄板を使ってみました。(安く購入できたので♪)

未使用の鉄板はサビ止めのワックスが塗ってあるのでまずはシーズニングをします。
これは鉄板に限らず、鉄製の調理器具は必ず行ってください。

今回はこの鉄板でステーキを焼いてみます!!!
火力を上げため、丸太の真ん中までしっかり火が回るまで待ちましょう。

その間に肉の下ごしらえを♪

用意したステーキ肉の両面にブラックペッパーをたっぷり振ります。
お好みですりおろしニンニクをすり込んだり(ニオイは自己責任)マジックソルトをすり込んだりと、いろいろやってみてください。

トーチに十分火が回ったら鉄板に油を馴染ませ、トーチに乗せて肉を焼きます。まずは片面から焼き目を付けましょう。

片面が焼けたら肉を裏返して、もう片面も焼きます。
火力が強いので、焼きすぎないように気を付けましょう。
焼き方はお好みで。(今回はミディアムで焼きました)

焼き上がったらトーチから下ろして、食べやすい大きさにカットします。

もし焼きが足りなかったらカットしてからまたトーチに乗せてもう一度焼きましょう。
最後にお好みの味付けをして完成です。

焼肉のタレ・ステーキのタレ・わさび醤油・塩コショウと、どれでも合うので迷ってしまいますね。

ステーキのカットはステーキナイフでもいいですし、キャンプっぽくアウトドアナイフでカットしてもいいと思います。

まとめ

今回は丸太を活用した【スウェーデントーチ】の作り方と、トーチを使ったついでキャンプ飯をご紹介しました。

これがあれば焚き火台がなくてもキャンプ場で焚き火が出来ます。
元は丸太なので料理もしやすいです。(上が平らなので)

切り込みまで燃えるので、燃え尽きたらまた切り込みを入れれば使う事ができます。
最後の残りは斧かナタで割って薪にして全部使い切る事ができます。

さすが自然素材ですね。エコです。 皆さまも時間と、いい丸太があったらぜひ作ってみてください。

では、よいキャンプライフを♪

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