【スキレット・ダッチオーブン】キャンプで使う調理器具のお手入れ方法

購入したスキレットやダッチオーブン・鉄板で焼肉パーティーや料理をする時に材料がくっついて剥がれない!実は買ったばかり新品鉄製品はシーズニングをしないと使い物になりません?

と・言うことで、今回はスキレットやダッチオーブンなど鉄製品の簡単に出来るおすすめのシーズニング(お手入れ)方法ををご紹介したいと思います♪

キャンプの楽しみといえば焚き火で食事!って方も多いはず(私もその一人)。

バーベキューはもちろんキャンプの定番ですが、慣れてくると他の料理にもトライしてみたいですよね♪

そこで活躍するのがこれ!!鉄製の調理器具です。

ダッチオーブン・スキレット・鉄板などが1つあるだけで料理の幅がグンと広がります。

特にスキレットは焼く・煮込む・蒸すが全部できちゃう万能な物なので、キャンプをするなら1つは持っていたいアイテムです。

せっかくの連休や、外出自粛の今だから手持ちのダッチオーブンやスキレットをお手入れしましょう♪

特徴

ところで・・・

普通の鍋やフライパンと何が違うの?

と思う方いませんか?
私も最初は思ってました(笑)

作りや手入れ方法も全部違うんですが、使った事がない方はよくわからないと思います。

鉄製ってだけですでに違う物ですが、普通の鍋やフライパンと違い、熱伝導蓄熱性遠赤外線効果が優れていて、料理をおいしくする効果が盛りだくさんなのです!

蓄熱性も高い=料理が冷めづらいのも特徴の1つです。

火から下ろして食卓に出してもしばらくはアッツアツのままなので、長くゆっくり美味しく食べれますよね。

料理したものをそのままテーブルに出すだけでキャンプ感がアップするのも魅力の1つ!(使う食器も少なくて済みます)

いろいろな種類や大きさがあるので選ぶのも楽しいですよね。

鉄ならではの熱伝導率と遠赤外線効果で外はこんがり、中はジューシーな料理に仕上がるのでステーキやハンバーグなどの肉料理に最適です。

鉄鍋やスキレットで煮込み系料理を作っても最高です。

スキレットで煮込み料理

スキレットで煮込み料理の定番といえば!【アヒージョ】です。

アヒージョとはオリーブオイルとニンニクで具材を煮込むスペイン料理のことでキャンプの料理によく使われます。

具材はお好みでいろいろ使えます。

エビ、牡蠣、イワシ、ホタテなどの魚介系アヒージョ

マッシュルーム、しめじ、エリンギなどのキノコのアヒージョ

鶏肉を使ったチキンのアヒージョ

これは例なので、キャンプに慣れてきたらいろんな具材を試してみてください。(私的にはキノコとウインナーのアヒージョが好きです)

ちなみにアヒージョにパンは最高の組み合わせです。

キャンプで作る時はぜひパンも持っていってみてください。
付け合わせでバゲットもあるといいですね♪

使い始めと使用後のお手入れ方法(シーズニング)

スキレットを始めとした鉄器は錆止めのコーティングがされてるので、使う前に必ずお手入れをしましょう。

シーズニングといって鉄の表面に油を塗ってコーティングし、慣らす事です。

まず、洗剤とタワシ(金属タワシは使わない)でよく洗ってから火にかけで水気を飛ばします。

そのまま煙が出るまでよく焼き、オリーブオイルを全体に塗ります。

熱が取れたら、鉄のニオイを取るためにクズ野菜を炒めます。
この作業はニオイを取るだけじゃなく、油をしっかりなじませる役目もあります。

最後に野菜を捨てて表面を軽く拭きとり、もう一度オリーブオイルを塗って焼きましょう。

5~10分焼いたら火から下ろして冷まし、新聞紙にくるんで保管します。

新聞紙にくるむ事で湿気から守ってくれます。
もっとしっかりシーズニングをする場合は、クズ野菜を使ったあとの工程を2~3回繰り返して行ってください。

使用後のお手入れ

使った後は必ずお手入れをしましょう。
しっかり冷めるまで待ち、冷めたらキッチンペーパーで余分な油や汚れを拭き取ります。

拭き取ったらスポンジを使って水洗いします。汚れがひどい時はタワシでこすりましょう。

この時に洗剤と金タワシを使うのはNGです。
そんなのを使ったらせっかくのシーズニングが台無しになってしまいます。

洗ったら火にかけて水気を飛ばしたあと、オリーブオイルを塗ってよく焼きましょう。

この作業を繰り返すことで油がしっかり馴染んで真っ黒で使い込まれたいい仕上がりになります。

お手入れが終わったら湿気予防のため、新聞紙に包んで保管しましょう。

錆びてしまった場合の対処

洗ってうっかりそのまま放置してしまい、サビるなんて事はよくあります。(本当はやっちゃいけませんが)

サビてしまったら、サビを落としてまたシーズニングしましょう。

まず、サビを炭化させるために強火で熱します。
炭化したら冷まして、お湯を使ってタワシでこすり落とします。

落ちづらい場合は重曹を使ってこすります。(優しく)
あとはお湯で洗い流して、最初のシーズニング方法をして保管します。

この時に金タワシを使ったり洗剤を使うとサビやすくなってしまうのでNGです。

まとめ

キャンプで使う→お手入れを長年繰り返すとブラックポット(黒錆)化します。

この状態になったらこっちのものです。
鉄なのにちょっとやそっとじゃサビなくなります。

漆黒のダッチオーブンやスキレットをキャンプで使うのはキャンパーの醍醐味です。

お手入れも最初は面倒かもしれませんが、だんだん漆黒に育っていくと楽しくなりますよ。

ちなみに私はキャンプ場で使ったらそのまま現地でお手入れして持ち帰ります。

家に帰ってからやるより、雰囲気があっておもしろいからです。
皆さまもぜひ自分の鉄器を育ててみてください。

それでは皆さんもナイスなキャンプライフを!!

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